既存データに対して効率化処理を手動で実行します
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ONTAP 9.8 より前のバージョンの ONTAP で重複排除、データ圧縮、データコンパクションを有効にする前に、温度に影響しない Storage Efficiency ボリューム上のデータに対して効率化処理を手動で実行できます。これらの処理は、を使用して実行できます volume efficiency start -scan-old-data
コマンドを実行します
この -compression
オプションは、温度の影響を受けやすいStorage Efficiencyボリュームでは機能しません -scan-old-data
。ONTAP 9.8以降では、温度の影響を受けやすいStorage Efficiencyボリュームの既存データに対して、非アクティブデータ圧縮が自動的に実行されます。
ボリュームで重複排除のみを有効にすると、データに対して重複排除が実行されます。ボリュームで重複排除、データ圧縮、データコンパクションを有効にすると、データ圧縮が先に実行され、そのあとに重複排除とデータコンパクションが実行されます。
既存データにデータ圧縮を実行する場合、デフォルトでは、重複排除によって共有されているデータブロックと Snapshot コピーによってロックされているデータブロックがスキップされます。共有ブロックに対してデータ圧縮を実行することを選択した場合、最適化が無効になり、フィンガープリント情報が取得されて再度共有するために使用されます。既存データを圧縮する際には、データ圧縮のデフォルトの動作を変更できます。
ノードあたり最大 8 つの重複排除、データ圧縮、データコンパクション処理を同時に実行できます。残りの処理はキューに登録されます。
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AFF プラットフォームではポストプロセス圧縮が実行されません。この処理がスキップされたことを通知する EMS メッセージが生成されます。 |
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を使用します
volume efficiency start -scan-old-data
コマンドを使用して、既存データに対して重複排除、データ圧縮、またはデータコンパクションを手動で実行します。次のコマンドは、これらの処理をボリューム VolA の既存データに対して手動で実行します。
volume efficiency start -vserver vs1 -volume VolA -scan-old-data true [-compression | -dedupe | -compaction ] true