oplockステータスを監視する
oplockステータスに関する情報を監視および表示できます。この情報を使用して、oplockが設定されているファイル、oplockレベルとoplock状態レベル、およびoplockリースが使用されているかどうかを確認できます。また、手動での解除が必要になる可能性があるロックに関する情報を確認することもできます。
すべてのoplockに関する情報を要約形式または詳細なリスト形式で表示できます。オプションのパラメータを使用すると、既存のロックの一部について情報を表示することもできます。たとえば、指定したクライアントIPアドレスまたは指定したパスを持つロックのみを出力に返すように指定できます。
従来のoplockおよびoplockリースについて、次の情報を表示できます。
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oplockが有効なSVM、ノード、ボリューム、LIF
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ロックUUID
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oplockが有効なクライアントのIPアドレス
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oplockが有効なパス
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ロックのプロトコル(SMB)とタイプ(oplock)
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ロックの状態
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oplockレベル
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接続状態とSMBの有効期限
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oplockリースが許可されている場合のOpen Group ID
各パラメータの詳細については、のマニュアルページを参照して `vserver oplocks show`ください。
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コマンドを使用して、oplockステータスを表示します
vserver locks show
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次のコマンドは、すべてのロックに関するデフォルトの情報を表示します。表示されたファイルのoplockにはoplockレベルが設定されてい `read-batch`ます。
cluster1::> vserver locks show Vserver: vs0 Volume Object Path LIF Protocol Lock Type Client -------- ------------------ ----------- --------- ----------- ---------- vol1 /vol1/notes.txt node1_data1 cifs share-level 192.168.1.5 Sharelock Mode: read_write-deny_delete op-lock 192.168.1.5 Oplock Level: read-batch
次の例は、パスのファイルに対するロックに関する詳細情報を表示します /data2/data2_2/intro.pptx
。このファイルでは、IPアドレスがのクライアントに対してoplockレベルで `10.3.1.3`oplockリースが許可されてい `batch`ます。
詳細情報を表示する場合は、oplockと共有ロックの情報を個別に出力します。この例は、oplockセクションの出力のみを示しています。 |
cluster1::> vserver lock show -instance -path /data2/data2_2/intro.pptx Vserver: vs1 Volume: data2_2 Logical Interface: lif2 Object Path: /data2/data2_2/intro.pptx Lock UUID: ff1cbf29-bfef-4d91-ae06-062bf69212c3 Lock Protocol: cifs Lock Type: op-lock Node Holding Lock State: node3 Lock State: granted Bytelock Starting Offset: - Number of Bytes Locked: - Bytelock is Mandatory: - Bytelock is Exclusive: - Bytelock is Superlock: - Bytelock is Soft: - Oplock Level: batch Shared Lock Access Mode: - Shared Lock is Soft: - Delegation Type: - Client Address: 10.3.1.3 SMB Open Type: - SMB Connect State: connected SMB Expiration Time (Secs): - SMB Open Group ID: 78a90c59d45ae211998100059a3c7a00a007f70da0f8ffffcd445b0300000000