System Managerを使用してクラスタにアクセスする
コマンドラインインターフェイス(CLI)ではなくグラフィカルインターフェイスを使用してクラスタにアクセスして管理するには、System Managerを使用します。System ManagerはONTAPに搭載されているWebサービスでデフォルトで有効になっており、ブラウザを使用してアクセスできます。
ONTAP 9 12.1以降では、System ManagerはBlueXP と完全に統合されています。 BlueXP を使用すれば、使い慣れたSystem Managerダッシュボードを使用しながら、単一のコントロールプレーンからハイブリッドマルチクラウドインフラを管理できます。 |
System Managerには、クラスタ管理ネットワークインターフェイス(LIF)またはノード管理ネットワークインターフェイス(LIF)を使用してアクセスできます。System Managerに無停止でアクセスするには、クラスタ管理ネットワークインターフェイス(LIF)を使用する必要があります。
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「admin」ロールと「http」アプリケーションタイプおよび「console」アプリケーションタイプで構成されたクラスタユーザアカウントが必要です。
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ブラウザでクッキーとサイトのデータを有効にしておく必要があります。
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Webブラウザで、クラスタ管理ネットワークインターフェイスのIPアドレスを指定します。
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IPv4を使用する場合:
https://cluster-mgmt-LIF
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IPv6を使用する場合:
https://[cluster-mgmt-LIF]
System ManagerのブラウザアクセスでサポートされるのはHTTPSのみです。
自己署名デジタル証明書がクラスタで使用されている場合、信頼されていない証明書であることを示す警告がブラウザに表示されることがあります。リスクを承認してアクセスを続行するか、認証局(CA)の署名があるデジタル証明書をクラスタにインストールしてサーバを認証します。
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* オプション: * CLI を使用してアクセスバナーを設定している場合は、 * 警告 * ダイアログボックスに表示されるメッセージを読み、必要なオプションを選択して続行します。
このオプションは、Security Assertion Markup Language(SAML)認証が有効になっているシステムではサポートされません。
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続行しない場合は、 * Cancel * をクリックしてブラウザを閉じます。
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続行する場合は、 * OK * をクリックして System Manager のログインページに移動します。
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クラスタ管理者のクレデンシャルを使用してSystem Managerにログインします。
ONTAP 9.11.1以降では、System Managerにログインするときにロケールを指定できます。ロケールは、言語、通貨、時刻と日付の形式など、特定のローカライズ設定を指定します。ONTAP 9.10.1以前では、System Managerのロケールはブラウザから検出されます。System Managerのロケールを変更するには、ブラウザのロケールを変更する必要があります。 -
オプション: ONTAP 9.12.1以降では、System Managerの外観を指定できます。
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System Managerの右上にあるをクリックし てユーザオプションを管理します。
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「システムテーマ」トグルスイッチを希望の位置に合わせます。
位置を切り替えます
外観の設定
(左)
ライトテーマ(ダークテキストの背景)
OS(中央)
デフォルトでは、オペレーティングシステムのアプリケーションに設定されたテーマの設定(通常はSystem Managerへのアクセスに使用されるブラウザのテーマの設定)です。
(右)
ダークテーマ(明るいテキストの背景が暗い)
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