アグリゲートに必要なディスクまたはディスクパーティションの数を確認する
アグリゲートには、システムとビジネスの要件を満たす十分な数のディスクまたはディスクパーティションが必要になります。また、データ損失の可能性を最小限に抑えるために、推奨される数のホットスペアディスクまたはホットスペアディスクパーティションも用意する必要があります。
ルートデータのパーティショニングは、特定の構成においてデフォルトで有効になります。ルート / データパーティショニングが有効になっているシステムでは、ディスクパーティションを使用してアグリゲートを作成します。ルート / データパーティショニングが有効になっていないシステムでは、パーティショニングされていないディスクを使用します。
RAID ポリシーに必要な最小数および容量の最小要件を満たす十分な数のディスクまたはディスクパーティションが必要になります。
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ONTAP では、ドライブの使用可能スペースがドライブの物理容量よりも少なくなります。特定のドライブの使用可能スペースおよび各 RAID ポリシーに必要なディスクまたはディスクパーティションの最小数については、 _ Hardware Universe _ を参照してください。「 storage aggregate show-spare-disks 」コマンドを使用して、特定のディスクの使用可能なスペースを確認することもできます。 |
RAID グループを作成して容量の要件を満たすために必要なディスクまたはディスクパーティションの数に加えて、アグリゲートに推奨されるホットスペアディスクまたはホットスペアディスクパーティションの最小数を確保しておく必要があります。
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オールフラッシュアグリゲートには、少なくとも 1 つのホットスペアディスクまたはディスクパーティションが必要です。
AFF C190 には、デフォルトでスペアドライブはありません。この例外は完全にサポートされています。
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フラッシュ以外の同種のアグリゲートには、少なくとも 2 つのホットスペアディスクまたはディスクパーティションが必要です。
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SSD ストレージプールの場合、 HA ペアごとに少なくとも 1 つのホットスペアディスクを用意しておく必要があります。
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Flash Pool アグリゲートの場合は、 HA ペアごとに少なくとも 2 つのスペアディスクが必要です。Flash Pool アグリゲートでサポートされる RAID ポリシーの詳細については、を参照してください "Hardware Universe"。
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Maintenance Center を使用できるようにし、同時に複数のディスク障害が発生した場合の問題を回避するには、マルチディスクキャリアに少なくとも 4 つのホットスペアが必要です。