Oracle データベースクローンをスプリットします
SnapCenter を使用して、クローニングされたリソースを親リソースからスプリットできます。スプリットされたクローンは、親リソースに依存しません。
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このタスクについて *
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中間のクローンに対してクローンスプリット処理を実行することはできません。
たとえば、データベースバックアップから clone1 を作成したあとで、 Clone1 のバックアップを作成し、そのバックアップ( Clone2 )をクローニングできます。Clone2 を作成すると、 clone1 は中間クローンであり、 clone1 でクローンスプリット処理を実行することはできません。ただし、 Clone2 でクローンスプリット処理を実行することはできます。
Clone2 をスプリットしたあとは、 clone1 が中間クローンではなくなるため、 clone1 でクローンスプリット処理を実行できます。
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クローンをスプリットすると、クローンのバックアップコピーが削除されます。
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クローンスプリット処理の制限事項については、を参照してください "ONTAP 9 論理ストレージ管理ガイド"。
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ストレージシステム上のボリュームまたはアグリゲートがオンラインであることを確認します。
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手順 *
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左側のナビゲーションペインで、 * リソース * をクリックし、リストから適切なプラグインを選択します。
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[ リソース ] ページで、 [ * 表示 ] リストから [ * データベース * ] を選択します。
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クローニングされたリソース(データベースやLUNなど)を選択し、をクリックします 。
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スプリットするクローンの推定サイズとアグリゲートで使用可能なスペースを確認し、 * Start * をクリックします。
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操作の進行状況を監視するには、 * Monitor * > * Jobs * をクリックします。
SMCore サービスが再起動され、クローンスプリット処理が実行されたデータベースがリソースページにクローンとして表示される場合、クローンスプリット処理が停止します。_Stop-SmJob_cmdlet を実行してクローンスプリット処理を停止し、クローンスプリット処理を再試行する必要があります。
クローンがスプリットされているかどうかを確認するためにポーリング時間を長くしたり、ポーリング時間を短縮したりする場合は、 SMCoreServiceHost.exe.config ファイルの CloneSplitStatusCheckPollTime パラメータの値を変更して、クローンスプリット処理のステータスをポーリングする SMCore の時間間隔を設定できます。この値はミリ秒で、デフォルト値は 5 分です。
例:
<add key="CloneSplitStatusCheckPollTime" value="300000" />
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バックアップ、リストア、またはその他のクローンスプリットの実行中は、クローンスプリットの開始処理が失敗します。クローンスプリット処理は、実行中の処理が完了してから再開してください。 |