Oracle Databaseクローンのスプリット
SnapCenterを使用して、クローン リソースを親リソースからスプリットできます。スプリットされたクローンは親リソースから独立します。
このタスクについて
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中間クローンではクローン スプリット処理を実行できません。
たとえば、データベース バックアップからクローン1を作成したあとで、クローン1のバックアップを作成し、そのバックアップ(クローン2)をクローニングできます。クローン2を作成すると、クローン1は中間クローンになり、クローン1ではクローン スプリット処理を実行できなくなります。ただし、クローン2に対してはクローン スプリット処理を実行できます。
クローン2をスプリットすると、クローン1は中間クローンではなくなるため、クローン1に対してクローン スプリット処理を実行できるようになります。
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クローンをスプリットすると、クローンのバックアップ コピーが削除されます。
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FlexCloneボリューム分割操作の詳細については、以下を参照してください。https://docs.netapp.com/us-en/ontap/volumes/split-flexclone-from-parent-task.html["親ボリュームからのFlexCloneボリュームのスプリット"]
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ストレージ システム上のボリュームまたはアグリゲートがオンラインであることを確認します。
手順
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左側のナビゲーション ペインで [リソース] をクリックし、リストから適切なプラグインを選択します。
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[リソース] ページで、[表示] リストから [データベース] を選択します。
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クローンされたリソース(データベースやLUNなど)を選択し、
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分割するクローンの推定サイズとアグリゲート上で必要な空き容量を確認し、[開始] をクリックします。
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モニター > ジョブ をクリックして、操作の進行状況を監視します。
SMCoreサービスが再起動し、クローン スプリット処理が実行されたデータベースが[Resources]ページにクローンとして表示されると、クローン スプリット処理が応答を停止します。Stop-SmJob コマンドレットを実行してクローン分割操作を停止し、クローン分割操作を再試行する必要があります。
クローンがスプリットされているかどうかを確認するためにポーリング時間を長く、または短くする必要がある場合は、SMCoreServiceHost.exe.configファイルのCloneSplitStatusCheckPollTimeパラメータの値を変更すると、SMCoreがクローン スプリット処理のステータスをポーリングする時間間隔を設定できます。値はミリ秒単位で、デフォルト値は5分です。
次に例を示します。
<add key="CloneSplitStatusCheckPollTime" value="300000" />
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バックアップ、リストア、または別のクローン スプリットが実行中の場合、クローン スプリットの開始処理は失敗します。クローン スプリット処理を再開するのは、実行中の処理が完了してからにしてください。 |