Exchangeのリソースをバックアップに使用できるかどうかの確認
リソースとは、インストールしたプラグインで管理されるデータベースやExchangeデータベース可用性グループのことです。リソースをリソース グループに追加することでデータ保護ジョブを実行できますが、その前に使用可能なリソースを特定しておく必要があります。使用可能なリソースを確認することで、プラグインのインストールが正常に完了したことの確認にもなります。
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SnapCenter Serverのインストール、ホストの追加、ストレージ システム接続の作成、クレデンシャルの追加、Plug-in for Exchangeのインストールなどのタスクを完了しておく必要があります。
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Single Mailbox Recoveryソフトウェアの機能を利用するには、Single Mailbox RecoveryソフトウェアがインストールされているExchange Serverにアクティブなデータベースを配置しておく必要があります。
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データベースがVMware RDM LUN上にある場合は、SnapCenter Plug-in for VMware vSphereを導入してSnapCenterに登録する必要があります。その "SnapCenter Plug-in for VMware vSphereのドキュメント"詳細情報があります。
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詳細ページの*全体的なステータス*オプションがバックアップ不可に設定されている場合は、データベースをバックアップできません。次のいずれかに該当する場合、全体的なステータス オプションはバックアップに利用できませんに設定されます。
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データベースがNetApp LUN上にない。
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データベースが正常な状態でない。
データベースの状態がマウント、アンマウント、再シード、リカバリ保留中のいずれかのときは、正常な状態ではありません。
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データベース可用性グループ(DAG)がある場合は、DAGからバックアップ ジョブを実行して、グループ内のすべてのデータベースをバックアップできます。
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左側のナビゲーション ペインで [リソース] をクリックし、[リソース] ページの左上隅にあるプラグイン ドロップダウン リストから [Microsoft Exchange Server] を選択します。
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[リソース] ページで、[表示] ドロップダウン リストから [データベース]、[データベース可用性グループ]、または [リソース グループ] を選択します。
すべてのデータベースとDAGは、完全修飾ドメイン名(FQDN)形式でそれぞれのDAG名やホスト名が表示されるので、データベースが複数あっても識別できます。
クリック
ホスト名と Exchange Server を選択して、リソースをフィルターします。そのあとに
をクリックすると、フィルタ ペインが閉じます。
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*リソースの更新*をクリックします。
新たに追加、名称変更、削除されたリソースが、SnapCenter Serverのインベントリで更新されます。
SnapCenterの外部でデータベースの名前が変更された場合は、リソースを更新する必要があります。 リソースは、リソース名、データベース可用性グループ名、データベースが現在アクティブなサーバ、コピーがあるサーバ、前回のバックアップ時刻、全体的なステータスなどの情報とともに表示されます。
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データベースが他社ストレージにある場合は、[Overall Status]列に「Not available for backup」と表示されます。
DAG では、アクティブ データベース コピーがNetApp以外のストレージ上にあり、少なくとも 1 つのパッシブ データベース コピーがNetAppストレージ上にある場合、全体的なステータス 列に「保護されていません」と表示されます。
他社ストレージ タイプにあるデータベースには、データ保護処理を実行できません。
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データベースがNetAppストレージ上にあり、保護されていない場合は、[全体的なステータス] 列に [保護されていません] と表示されます。
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データベースがNetAppストレージ システム上にあり、保護されている場合、ユーザー インターフェイスの 全体的なステータス 列に「バックアップは実行されていません」というメッセージが表示されます。
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データベースがNetAppストレージ システム上にあり、保護されており、データベースのバックアップがトリガーされた場合、ユーザー インターフェイスの [全体的なステータス] 列に [バックアップが成功しました] というメッセージが表示されます。
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