Oracleデータベースのバックアップの要件
Oracleデータベースをバックアップする前に、前提条件が満たされていることを確認する必要があります。
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ポリシーを適用したリソース グループを作成しておく必要があります。
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セカンダリ ストレージとのSnapMirror関係を持つリソースをバックアップする場合は、ストレージ ユーザーに割り当てられたONTAPロールに「
snapmirror all
」権限が含まれている必要があります。ただし、「vsadmin
」ロールを使用している場合は、「snapmirror all
」権限は必要ありません。 -
バックアップ処理で使用されるアグリゲートを、データベースが使用するStorage Virtual Machine(SVM)に割り当てておく必要があります。
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データベースでセカンダリ保護が有効になっている場合は、そのデータベースに属しているすべてのデータ ボリュームとアーカイブ ログ ボリュームが保護されていることを確認する必要があります。
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Oracle DBVERIFY ユーティリティを使用してバックアップを検証するには、ASM ディスク グループ上にファイルを持つデータベースが「
MOUNT
」または「OPEN
」のいずれかの状態であることを確認する必要があります。 -
ボリューム マウント ポイントの長さが240文字を超えないことを確認しておく必要があります。
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バックアップ対象のデータベースが大きい場合 (サイズが TB 単位)、 SnapCenter Server ホストの C:\Program Files\ NetApp \SMCore\SMCoreServiceHost.exe.config ファイルで RESTTimeout の値を 86400000 ミリ秒に増やす必要があります。
値を変更する場合は実行中のジョブがないことを確認し、値を増やしたあとにSnapCenter SMCoreサービスを再起動してください。