高可用性(HA)グループのベストプラクティス
StorageGRID をFabricPoolクラウド層として接続する前に、 StorageGRID高可用性 (HA) グループについて学習し、 FabricPoolで HA グループを使用するためのベスト プラクティスを確認してください。
HA グループとは何ですか?
高可用性 (HA) グループは、複数のStorageGRIDゲートウェイ ノード、管理ノード、またはその両方のインターフェイスの集合です。 HA グループは、クライアント データ接続の可用性を維持するのに役立ちます。 HA グループ内のアクティブ インターフェイスに障害が発生した場合、バックアップ インターフェイスはFabricPool操作にほとんど影響を与えずにワークロードを管理できます。
各 HA グループは、関連付けられたノード上の共有サービスへの高可用性アクセスを提供します。たとえば、ゲートウェイ ノードのみのインターフェース、または管理ノードとゲートウェイ ノードの両方のインターフェースで構成される HA グループは、共有ロード バランサ サービスへの高可用性アクセスを提供します。
高可用性グループの詳細については、以下を参照してください。"高可用性(HA)グループの管理" 。
HAグループの使用
FabricPool用のStorageGRID HA グループを作成するためのベスト プラクティスは、ワークロードによって異なります。
-
プライマリ ワークロード データでFabricPoolを使用する予定の場合は、データ取得の中断を防ぐために、少なくとも 2 つの負荷分散ノードを含む HA グループを作成する必要があります。
-
FabricPoolスナップショットのみのボリューム階層化ポリシーまたは非プライマリ ローカル パフォーマンス階層 (たとえば、災害復旧場所またはNetApp SnapMirror® の宛先) を使用する予定の場合は、1 つのノードのみで HA グループを構成できます。
これらの手順では、Active-Backup HA (1 つのノードがアクティブで、1 つのノードがバックアップ) の HA グループの設定について説明します。ただし、DNS ラウンドロビンまたはアクティブ/アクティブ HA を使用する方が望ましい場合があります。その他のHA構成の利点については、以下を参照してください。"HAグループの構成オプション" 。