MetroCluster構成のパフォーマンス監視
Unified Manager を使用すると、 MetroCluster構成内のクラスタ間の書き込みスループットを監視して、書き込みスループットの高いワークロードを特定できます。
これらの高パフォーマンスのワークロードによってローカル クラスタ上の他のボリュームの I/O 応答時間が長くなる場合、Unified Manager はパフォーマンス イベントをトリガーして通知します。
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Unified Manager は、 MetroCluster構成内のクラスタを個別のクラスタとして扱います。クラスタがパートナーかどうかは区別されず、各クラスタからの書き込みスループットが関連付けられることもありません。 |
MetroCluster構成内のローカル クラスタがデータをパートナー クラスタにミラーリングすると、データはNVRAMに書き込まれ、その後、スイッチ間リンク (ISL) を介してリモート アグリゲートに転送されます。 Unified Manager はNVRAMを分析して、書き込みスループットが高くNVRAM を過剰に使用し、 NVRAM を競合状態にしているワークロードを特定します。
応答時間の偏差がパフォーマンスしきい値を超えたワークロードは「犠牲者」と呼ばれ、 NVRAMへの書き込みスループットの偏差が通常よりも高く競合を引き起こしているワークロードは「いじめっ子」と呼ばれます。書き込み要求のみがパートナー クラスタにミラーリングされるため、Unified Manager は読み取りスループットを分析しません。
MetroCluster構成のいずれかのクラスタのスループットを表示するには、次の各画面で対応するLUNおよびボリュームのワークロードを分析します。結果はクラスタでフィルタリングできます。左側のナビゲーション ペインで、次のいずれかを選択します。
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ストレージ > クラスター > パフォーマンス: すべてのクラスター ビュー。詳細については、
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ストレージ > ボリューム > パフォーマンス: すべてのボリューム ビュー。
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ストレージ > LUN > パフォーマンス: すべての LUN ビュー。
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ワークロード分析 > すべてのワークロード
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