POST Object restore の実行
S3 POST Object restore 要求を使用して、クラウドストレージプールに格納されているオブジェクトをリストアできます。
サポートされている要求タイプ
StorageGRID では、オブジェクトのリストアに POST Object restore 要求のみがサポートされます。SELECT タイプのリストアはサポートされていませんSELECT 要求は 'XNotImplemented を返します
バージョン管理
バージョン管理されているバケット内のオブジェクトの特定のバージョンをリストアするには 'versionId' を指定します「 versionId 」を指定しない場合、オブジェクトの最新バージョンがリストアされます
クラウドストレージプールオブジェクトでの POST Object restore の動作
オブジェクトがクラウドストレージプールに格納されている場合(情報ライフサイクル管理を使用してオブジェクトを管理する手順を参照)、 POST Object restore 要求はオブジェクトの状態に基づいて次のように動作します。詳細については、「 head Object 」を参照してください。
オブジェクトがクラウドストレージプールに格納され、かつそのオブジェクトのコピーがグリッドに 1 つ以上存在する場合は、 POST Object restore 要求を実行してオブジェクトをリストアする必要はありません。GET Object 要求を使用してローカルコピーを直接読み出すことができます。 |
オブジェクトの状態 | POST Object restore の動作 |
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StorageGRID に取り込まれているがまだ ILM によって評価されていない、またはオブジェクトがクラウドストレージプールにない |
「 403 Forbidden 」、「 InvalidObjectState 」 |
クラウドストレージプール内にあるが、まだ読み出し不可能な状態に移行していない |
「 200 OK 」変更は行われません。
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オブジェクトを読み出し不可能な状態に移行した |
「 202 Accepted 」は、要求の本文で指定された日数、オブジェクトの読み出し可能なコピーを Cloud Storage Pool にリストアします。この期間が終了すると、オブジェクトは読み出し不可能な状態に戻ります。 リストア・ジョブを完了するのにかかる時間(「 Expedited 」、「 Standard 」、または「 Bulk 」)を指定するには、「 Tier 」要求要素を使用します。Tier を指定しない場合 ' Standard 階層が使用されます
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読み出し不可能な状態からリストア中である |
409 Conflict`, RestoreAlreadyInProgress |
クラウドストレージプールへのリストアが完了している |
「 200 OK 」
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