ASA R2ストレージシステムでのユーザアカウントとロールの管理
System Managerを使用して、Active Directoryドメインコントローラアクセス、LDAPおよびSAML認証をユーザアカウントに設定します。ユーザアカウントロールを作成して、そのロールに割り当てられたユーザがクラスタで実行できる特定の機能を定義します。
Active Directoryドメインコントローラアクセスの設定
Active Directory(AD)ドメインコントローラからクラスタまたはStorage VMへのアクセスを設定し、ADアカウントからのアクセスを有効にできるようにします。
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System Managerで、* Cluster > Settings *の順に選択します。
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セクションの[Active Directory]で、[設定]*を選択します。
これで、ASA R2システムでADアカウントアクセスを有効にできます。
LDAPの設定
認証用のユーザ情報を一元的に管理するように、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)サーバを設定します。
証明書署名要求を生成し、CA署名済みサーバデジタル証明書を追加しておく必要があります。
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System Managerで、* Cluster > Settings *の順に選択します。
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セクションで、[LDAP]*の横にあるを選択します。
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必要なLDAPサーバとバインド情報を入力し、*[保存]*を選択します。
ユーザ情報と認証にLDAPを使用できるようになりました。
SAML認証の設定
Security Assertion Markup Language(SAML)認証を使用すると、Active DirectoryやLDAPなどの直接接続のサービスプロバイダではなく、セキュアなアイデンティティプロバイダ(IdP)でユーザを認証できます。
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リモート認証に使用するIdPを設定しておく必要があります。
設定については、IdPのドキュメントを参照してください。
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IdPのURIが必要です。
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System Managerで、* Cluster > Settings *の順に選択します。
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で、 SAML認証*の横にあるを選択します。
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[SAML認証を有効にする]*を選択します。
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IdPのURLとホストシステムのIPアドレスを入力し、*[保存]*を選択します。
確認ウィンドウにメタデータ情報が表示され、クリップボードに自動的にコピーされます。
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指定したIdPシステムに移動し、クリップボードからメタデータをコピーしてシステムのメタデータを更新します。
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System Managerの確認ウィンドウに戻り、*[ホストのURIまたはメタデータでIdPを設定しました]*を選択します。
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SAMLベースの認証を有効にする場合は、*[ログアウト]*を選択します。
IdPシステムに認証画面が表示されます。
ユーザアカウントにSAML認証を使用できるようになりました。
ユーザアカウントロールの作成
クラスタ管理者とStorage VM管理者のロールは、クラスタの初期化時に自動的に作成されます。追加のユーザアカウントロールを作成して、そのロールに割り当てられたユーザがクラスタで実行できる特定の機能を定義します。
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System Managerで、* Cluster > Settings *の順に選択します。
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セクションで、[ユーザとロール]*の横にあるを選択します。
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[ロール]*で、を選択します 。
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ロール属性を選択します。
複数の属性を追加するには、を選択します。
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[ 保存( Save ) ] を選択します。
新しいユーザアカウントが作成され、ASA R2システムで使用できるようになります。
管理者アカウントの作成
管理者ユーザアカウントを作成して、アカウントユーザがアカウントに割り当てられたロールに基づいてクラスタに対して特定の操作を実行できるようにします。アカウントのセキュリティを強化するには、アカウントの作成時に多要素認証(MFA)を設定します。
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System Managerで、* Cluster > Settings *の順に選択します。
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セクションで、[ユーザとロール]*の横にあるを選択します。
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[ユーザ]*で、を選択します。
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ユーザ名を入力し、ユーザに割り当てるロールを選択します。
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ユーザのログイン方法と認証方法を選択します。
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MFAを有効にするには、を選択し、セカンダリログイン方法と認証方法を選択します。
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ユーザのパスワードを入力します。
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[ 保存( Save ) ] を選択します。
新しい管理者アカウントが作成され、ASA R2クラスタで使用できるようになります。