レプリケーションリンク障害

Mediatorはこのスプリットブレインシナリオを認識し、マスターコピーを保持するノードでI/Oを再開します。サイト間の接続がオンラインに戻ると、代替サイトで自動再同期が実行されます。

プライマリサイトストレージの障害

自動計画外フェイルオーバーはMediatorによって開始されます。

I/Oの中断はありません。

リモートサイトのストレージ障害

I/Oの中断はありません。ネットワークが原因で一時的に停止し、同期レプリケーションが中断され、マスターがI/O処理を継続する正当な所有者であることが確認されます（コンセンサス）。そのため、数秒間I/Oが一時停止してから、I/Oが再開されます。

サイトがオンラインの場合は自動再同期が実行されます。

MediatorまたはMediatorとストレージアレイの間のリンクの停止

I/Oは継続してリモートクラスタとの同期が維持されますが、Mediatorがないと、計画外フェイルオーバーや自動フェイルバックは実行できません。

HAクラスタ内の一方のストレージコントローラの停止

HAクラスタのパートナーノードでテイクオーバー（NDO）が試行されます。テイクオーバーに失敗すると、Mediatorはストレージの両方のノードが停止していることを認識し、リモートクラスタへの自動計画外フェイルオーバーを実行します。

ディスクノテイシ

IOは、連続して3つのディスク障害が発生しても継続されます。これはRAID-TECの一部です。

一般的な環境でサイト全体が停止する

障害が発生したサイトのサーバは、明らかに使用できなくなります。クラスタリングをサポートするアプリケーションは、両方のサイトで実行し、代替サイトで処理を継続するように設定できます。ただし、ほとんどのアプリケーションでは、SM-ASでメディエーターが必要な場合と同様の第3のサイトTiebreakerが必要です。

アプリケーションレベルのクラスタがない場合は、サバイバーサイトでアプリケーションを起動する必要があります。これは可用性に影響しますが、RPO=0は維持されます。データが失われることはありません。