[保護設定]ダイアログ ボックスを使用すると、クラスタ上の読み取り、書き込み、データ保護のすべてのボリュームに対してSnapMirror関係とSnapVault関係を作成して、ソース ボリュームまたはプライマリ ボリューム上のデータをレプリケートできます。
[ソース]タブ
- [トポロジ]ビュー
- 作成する関係が視覚的に表示されます。デフォルトでは、トポロジ内のソースが強調表示されます。
- ソース情報
- 選択したソース ボリュームに関する詳細が表示されます。次の情報が含まれます。
[SnapMirror]タブ
保護関係のデスティネーション クラスタ、Storage Virtual Machine(SVM)、アグリゲート、およびSnapMirror関係を作成する際のデスティネーションの命名規則を指定できます。SnapMirrorポリシーとスケジュールを指定することもできます。
- [トポロジ]ビュー
- 作成する関係が視覚的に表示されます。デフォルトでは、トポロジ内のSnapMirrorのデスティネーション リソースが強調表示されます。
- デスティネーション情報
- 保護関係のデスティネーション リソースを選択できます。
- [詳細]リンク
SnapMirror関係の作成時に[詳細なデスティネーション設定]ダイアログ ボックスを表示します。
- クラスタ
保護デスティネーション ホストとして使用できるクラスタが表示されます。このフィールドは必須です。
- Storage Virtual Machine(SVM)
選択したクラスタで使用できるSVMが表示されます。このリストにSVMを表示するには、クラスタを選択する必要があります。このフィールドは必須です。
- アグリゲート
選択したSVMで使用できるアグリゲートが表示されます。このリストにアグリゲートを表示するには、クラスタを選択する必要があります。このフィールドは必須です。[アグリゲート]リストには次の情報が表示されます。
- 命名規則
デスティネーション ボリュームに適用されるデフォルトの命名規則を指定します。用意されている命名規則をそのまま使用することも、カスタムの命名規則を作成することもできます。命名規則には、%C、%M、%V、%Nという属性を指定できます。%Cはクラスタ名、%MはSVM名、%Vはソース ボリューム、%Nはトポロジのデスティネーション ノード名です。
エントリが無効な場合は、[命名規則]フィールドが赤で強調表示されます。「名前のプレビュー」リンクをクリックすると、入力した命名規則のプレビューが表示されます。テキスト フィールドに命名規則を入力すると、プレビュー テキストが動的に更新されます。関係が作成されると、デスティネーション名に001~999のサフィックスが追加され、プレビュー テキストのnnnがこのサフィックスに置き換わります。001が最初に割り当てられ、002が2番目に割り当てられます(以降も同様)。
- 関係設定
- 保護関係で使用する最大転送速度、SnapMirrorポリシー、およびスケジュールを指定できます。
- 最大転送速度
ネットワークを介してクラスタ間でデータが転送されるときの最大速度を指定します。最大転送速度を指定しない場合は、関係間でベースライン転送が制限されません。ただし、ONTAP 8.2を実行し、かつプライマリ クラスタとセカンダリ クラスタが同じである場合は、この設定が無視されます。
- SnapMirror ポリシー
関係のONTAP SnapMirrorポリシーを示します。デフォルトはDPDefaultです。
- ポリシーの作成
[SnapMirror ポリシーの作成]ダイアログ ボックスが起動します。このダイアログ ボックスで、新しいSnapMirrorポリシーを作成して使用できます。
- SnapMirror スケジュール
関係のONTAP SnapMirrorスケジュールを示します。スケジュールは、「なし」、「5分」、「8時間」、「毎日」、「毎時」、「毎週」のいずれかに設定できます。デフォルトは「なし」で、関係にスケジュールが関連付けられません。スケジュールが設定されていない関係については、ストレージ サービスに属している場合を除き、遅延ステータスの値は報告されません。
- スケジュールの作成
[スケジュールの作成]ダイアログ ボックスが起動します。このダイアログ ボックスで、新しいSnapMirrorスケジュールを作成できます。
[SnapVault]タブ
保護関係のセカンダリ クラスタ、SVM、アグリゲート、およびSnapVault関係を作成する際のセカンダリ ボリュームの命名規則を指定できます。SnapVaultポリシーとスケジュールを指定することもできます。
- [トポロジ]ビュー
- 作成する関係が視覚的に表示されます。デフォルトでは、トポロジ内のSnapVaultのセカンダリ リソースが強調表示されます。
- セカンダリ情報
- 保護関係のセカンダリ リソースを選択できます。
- [詳細]リンク
[詳細なセカンダリ設定]ダイアログ ボックスを表示します。
- クラスタ
保護のセカンダリ ホストとして使用できるクラスタが表示されます。このフィールドは必須です。
- Storage Virtual Machine(SVM)
選択したクラスタで使用できるSVMが表示されます。このリストにSVMを表示するには、クラスタを選択する必要があります。このフィールドは必須です。
- アグリゲート
選択したSVMで使用できるアグリゲートが表示されます。このリストにアグリゲートを表示するには、クラスタを選択する必要があります。このフィールドは必須です。[アグリゲート]リストには次の情報が表示されます。
- 命名規則
セカンダリ ボリュームに適用されるデフォルトの命名規則を指定します。用意されている命名規則をそのまま使用することも、カスタムの命名規則を作成することもできます。命名規則には、%C、%M、%V、%Nという属性を指定できます。%Cはクラスタ名、%MはSVM名、%Vはソース ボリューム、%Nはトポロジのセカンダリ ノード名です。
エントリが無効な場合は、[命名規則]フィールドが赤で強調表示されます。「名前のプレビュー」リンクをクリックすると、入力した命名規則のプレビューが表示されます。テキスト フィールドに命名規則を入力すると、プレビュー テキストが動的に更新されます。無効な値を入力すると、プレビュー領域では無効な情報に赤の疑問符が表示されます。関係が作成されると、セカンダリ名に001~999のサフィックスが追加され、プレビュー テキストのnnnがこのサフィックスに置き換わります。001が最初に割り当てられ、002が2番目に割り当てられます(以降も同様)。
- 関係設定
- 保護関係で使用される最大転送速度、SnapVaultポリシー、およびSnapVaultスケジュールを指定できます。
- 最大転送速度
ネットワークを介してクラスタ間でデータが転送されるときの最大速度を指定します。最大転送速度を指定しない場合は、関係間でベースライン転送が制限されません。ただし、ONTAP 8.2を実行し、かつプライマリ クラスタとセカンダリ クラスタが同じである場合は、この設定が無視されます。
- SnapVault ポリシー
関係に対するONTAPのSnapVaultポリシーを指定します。デフォルトは「XDPDefault」です。
- ポリシーの作成
[SnapVault ポリシーの作成]ダイアログ ボックスを表示します。ここでは、新しいSnapVaultポリシーを作成して使用できます。
- SnapVault スケジュール
関係に対するONTAPのSnapVaultスケジュールを指定します。スケジュールは、「なし」、「5分」、「8時間」、「毎日」、「毎時」、「毎週」のいずれかに設定できます。デフォルトは「なし」で、関係にスケジュールが関連付けられません。スケジュールが設定されていない関係については、ストレージ サービスに属している場合を除き、遅延ステータスの値は報告されません。
- スケジュールの作成
[スケジュールの作成]ダイアログ ボックスを表示します。ここでは、SnapVaultスケジュールを作成できます。
コマンド ボタン
各コマンド ボタンを使用して次のタスクを実行できます。
- キャンセル
- 選択項目を破棄して[保護設定]ダイアログ ボックスを閉じます。
- 適用
- 選択項目を適用して保護プロセスを開始します。