カットオーバーフェーズ前の Windows ホスト上の移行した LUN のテスト
7-Mode Transition Tool ( 7MTT ) 2.2 以降および Data ONTAP 8.3.2 以降を使用して Windows ホスト LUN を移行する場合は、 移行した clustered Data ONTAP LUN をテストして、カットオーバーフェーズの前にディスクをオンラインにできること、およびアプリケーションが想定どおりに動作することを確認できます。ソースホストでは、テスト中もソースの 7-Mode LUN への I/O を引き続き実行できます。
7-Mode LUN を移行できる状態にしておく必要があります。
テスト用ホストとソースホスト間のハードウェアパリティを維持し、テスト用ホストで以下の手順を実行する必要があります。
clustered Data ONTAP LUN は、テスト時には読み取り / 書き込みモードになります。テストが完了してカットオーバーフェーズの準備を行う段階で、読み取り専用モードに切り替わります。
-
ベースラインデータコピーが完了したら、 7MTT ユーザインターフェイス( UI )で「 * Test Mode 」を選択します。
-
7MTT UI で、 * 構成の適用 * をクリックします。
-
7-Mode から clustered Data ONTAP への LUN マッピングファイルを生成します。
-
コピーベースの移行の場合は、 7MTT がインストールされているホストから次のコマンドを実行します。 +
* transition cbt export lunmap -p project-name _-o file_path*
例:
*transition cbt export lunmap -p SanWorkLoad-o c:\Libraires/Documents/7-C-lun-mapping.csv *
-
コピーフリーの移行の場合は、 7MTT がインストールされているシステムから次のコマンドを実行します。 +
* transition cft export lunmap -p project-name _s_s_s_s_SVM_name_o_output-file
このコマンドはそれぞれの Storage Virtual Machine ( SVM )に対して実行する必要があります。 例:
*transition cft export lunmap -p SANWorkLoad -s svml -o c : /Libraries/Documents/7-C-lun-mapping-svml.csv *
-
-
移行したディスクとアプリケーションをオンラインにします。
-
移行したディスクがクラスタフェイルオーバーの対象でない場合は、 Windows ディスクマネージャを使用してディスクをオンラインにします。
-
移行したディスクがクラスタフェイルオーバーの対象である場合は、クラスタフェイルオーバーマネージャを使用してディスクをオンラインにします。
-
-
必要に応じてテストを実行します。
-
テストが完了したら、アプリケーションとディスクをオフラインにします。
-
移行したディスクがクラスタフェイルオーバーの対象でない場合は、 Windows ディスクマネージャを使用してディスクをオフラインにします。
-
移行したディスクがクラスタフェイルオーバーの対象である場合は、クラスタフェイルオーバーマネージャを使用してディスクをオフラインにします。
-
clustered Data ONTAP LUN をソースホストに再マッピングする場合は、ソースホストをカットオーバーフェーズ用に準備する必要があります。clustered Data ONTAP LUN をテスト用ホストにマッピングしたままにする場合、テスト用ホストでこれ以上の手順を実行する必要はありません。