前の RHEL ホスト上のファイルシステムを搭載した DMMP デバイスのテスト コピーベースの移行のカットオーバーフェーズ
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7-Mode Transition Tool ( 7MTT ) 2.2 以降および Data ONTAP 8.3.2 以降を使用して Red Hat Enterprise Linux ( RHEL )ホストのコピーベースの移行を実行する場合は、 カットオーバーフェーズの前に移行した clustered Data ONTAP LUN をテストして、 DMMP デバイスがマウント可能であることを確認できます。ソースホストでは、テスト中もソースの 7-Mode LUN への I/O を引き続き実行できます。
新しい clustered Data ONTAP LUN をテスト用ホストにマッピングして、 LUN を移行できる状態にしておく必要があります。
テスト用ホストとソースホスト間のハードウェアパリティを維持する必要があります。
テスト用ホストで次の手順を実行します。
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ベースラインデータコピーが完了したら、 7MTT ユーザインターフェイス( UI )で「 * Test Mode 」を選択します。
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7MTT UI で、 * 構成の適用 * をクリックします。
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clustered Data ONTAP LUN の新しい SCSI デバイス名を取得します。
「 * sanlun lun show * 」と表示されます
次の例では '/dev/sdl' は 'lun_DMMP raw LUN の SCSI デバイス名 '/dev/sdk は 'lun_DMMP raw エイリアス LUN の SCSI デバイス名です
[root@ibmx3550-229-108 /]# sanlun lun show controller(7mode/E-Series)/ vserver (cDOT/FlashRay) lun-pathname filename ----------------------------------------------------------- vs_brb /vol/dmmp_raw_vol/lun_dmmp_raw /dev/sdl vs_brb /vol/dmmp_raw_alias_vol/lun_dmmp_raw_alias /dev/sdk
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clustered Data ONTAP LUN 用に DMMP デバイスを設定します。
「 * マルチパス * 」
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clustered Data ONTAP LUN のデバイスハンドル ID を取得します。
*multipath -ll *
デバイスハンドル ID の例を次に示します。「 3600a09804d532d79565d47617679764d` 」
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DMMP デバイスに設定されているファイルシステムを特定します。
bkid|grep -i デバイス・ハンドル ID
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ソース・ホストの /etc/fstab ファイルに ' 論理ボリュームのマウント・ポイント・エントリーが存在するかどうかを確認します
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ソース・ホスト上の論理ボリュームのマウント・ポイント・エントリが存在する場合は ' テスト・ホスト上の /etc/fstab ファイルを手動で編集して ' マウント・ポイント・エントリを追加します
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LUN をマウントします。
*mount-a *`
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DMMP デバイスがマウントされたことを確認します。
'mount'
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必要に応じてテストを実行します。
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テストが完了したら、テスト用ホストをシャットダウンします。
*shutdown-h-t0 now *`
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7MTT UI で、 * テストの終了 * をクリックします。
clustered Data ONTAP LUN をソースホストに再マッピングする場合は、ソースホストをカットオーバーフェーズ用に準備する必要があります。clustered Data ONTAP LUN をテスト用ホストにマッピングしたままにする場合、テスト用ホストでこれ以上の手順を実行する必要はありません。
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