SnapMirror 転送のデータコピースケジュールを編集または削除する
他の DR スケジュールを設定または変更した結果、移行のデータコピースケジュールの変更が必要になった場合は、 SnapMirror のベースラインコピー処理、更新処理、および再同期処理に使用するデータコピースケジュールを編集または削除できます。
プロジェクトが、準備フェーズ、データコピーフェーズ、または構成の適用(カットオーバー前)フェーズであることが必要です。
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編集したスケジュールが有効になるまでに最大 5 分かかります。
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アクティブな転送があるときにスケジュールのスロットル制限を変更した場合、実行中の SnapMirror 転送に新しいスロットル制限は適用されません。
ある SnapMirror 関係に対する転送が完了すると、その SnapMirror 関係に対する以降の処理には新しいスロットル制限が適用されます。
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実行中の SnapMirror 転送に新しいスロットル制限をただちに適用するには、プロジェクトを一時停止して再開する必要があります。
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ダッシュボードでプロジェクトを選択し、 [ スケジュールの設定 ] をクリックします。
プロジェクトの既存のスケジュールがすべて表示されます。
スケジュールの設定オプションからスケジュールを編集または削除することもできます。
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スケジュールを編集または削除します。
状況 作業 既存のスケジュールを編集します
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をクリックします 。
Modify Schedule (スケジュールの変更)ダイアログボックスが表示されます。
データコピー処理のスケジュールおよび SnapMirror パラメータを編集できます。 -
必要な変更を行い、 [ 保存 ] をクリックします。
スケジュールを削除します
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をクリックします 。
ペインからスケジュールが削除されます。
データ転送には少なくとも 1 つのスケジュールが必要です。そのため、スケジュールをすべて削除しないでください。
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例
次の例は、プロジェクトにアクティブな SnapMirror 転送がある場合にスロットル制限がどのように適用されるかを示しています。
スケジュール | ボリューム数とデータコピーの状態 | SnapMirror 同時転送の最大数 | スロットル制限 | 各転送で使用されるスロットル |
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変更前 |
5 つのボリュームがベースラインコピー待ち |
5 つ |
500 Mbps |
100 Mbps |
変更後 |
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5 つ |
250 Mbps |
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2 つのボリュームのベースラインコピーが完了すると、次のデータコピー処理をスケジュールする際に新しい 50MB/s のスロットル制限がこれらの Volume SnapMirror 関係に使用されます。