ディスクとアレイ LUN を使用する MetroCluster 構成を実装する際の考慮事項
ディスクとアレイ LUN を使用する MetroCluster 構成を計画するときは、ストレージへのアクセスのセットアップ順序、ルートアグリゲートの場所、 FC イニシエータポート、スイッチ、 FC-to-SAS ブリッジの使用など、さまざまな要素を考慮する必要があります。
構成を計画するときは、次の表に示す情報を考慮してください。
考慮事項 |
ガイドライン |
ストレージへのアクセスのセットアップ順序 |
ディスクとアレイ LUN へのアクセスはどちらから先にセットアップしてもかまいません。一方のタイプのストレージのセットアップをすべて完了し、正しくセットアップされたことを確認してから、もう一方のタイプのストレージをセットアップする必要があります。 |
ルートアグリゲートの場所 |
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スイッチおよび FC-to-SAS ブリッジを使用 |
4 ノード構成および 2 ノードファブリック接続構成で ONTAP システムをスイッチ経由でディスクシェルフと接続するには、 FC-to-SAS ブリッジが必要です。 ストレージアレイへの接続と FC-to-SAS ブリッジへの接続に同じスイッチを使用する必要があります。 |
FC イニシエータポートを使用する |
FC-to-SAS ブリッジへの接続に使用されるイニシエータポートは、ストレージアレイに接続するスイッチへの接続に使用されるポートとは別でなければなりません。 ONTAP システムをディスクとアレイ LUN の両方に接続するには、最低でも 8 つのイニシエータポートが必要です。 |
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スイッチの設定手順とコマンドは、スイッチベンダーによって異なります。
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新しいストレージを構成に追加する際には、 ATTO FibreBridge ブリッジおよび SAS ディスクシェルフを設置してケーブル接続します。
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スイッチゾーニングは、接続されているノード間のパスを定義しますゾーニングを設定すると、特定の ONTAP システムでどのアレイ LUN を認識できるかを定義できます。