ストレージシステム上で SFRAC I/O フェンシング環境をセットアップする
SnapDrive for UNIX では、ストレージプロビジョニングと Snapshot 管理のオプションを使用して、 SFRAC 環境でホストクラスタ全体の共有ディスクグループとノードローカルディスクグループ、およびファイルシステムを管理できます。
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すべてのホスト・クラスタ・ノードの root ユーザーに対して access-without password-pprompt を使用するには 'rsh' または 'sh' を手動で設定します
セットアップ手順については 'Veritas Cluster Server Installation Guide for Solaris を参照してください
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ホストクラスタ内のすべてのノードに SnapDrive for UNIX をインストールします。
異なるバージョンの SnapDrive for UNIX が異なるノードにインストールされていると、 SnapDrive for UNIX の処理が失敗します。
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ストレージシステム間の FC 接続を確認します。
ホストのハードウェア要件については、 SFRAC_Release Notes_ を参照してください。
すべてのノード上の「 /opt/NTAPsnapdrive/snapdrive.conf 」ファイルのデフォルト転送設定変数は、 FCP に設定されている必要があります。 -
ルート・ユーザの「 rsh 」または「パスワードなしのアクセス・プロンプト」がクラスタ内のすべてのノードに対して構成されるようにするには、コンフィギュレーション・変数「 _secure-communication - amining-cluster-nodes _ 」の値を設定します。
この値は必須です。ホストクラスタ内の任意のノード(マスターまたは非マスター)から UNIX コマンド用の SnapDrive を開始すると、ホストクラスタ内の他のノードで SnapDrive for UNIX の処理が実行されるためです。
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ホストクラスタの各ノードで次のコマンドを実行して、ホストクラスタノードでのデバイス検出を確認します。
`* SnapDrive storage create -lun_long_lun_name [_lun_name … _] -lunsize [{_-noreserve }] [igroup ig_name[_ig_name…] *
# snapdrive storage create -lun f270-197-109:/vol/vol2/luntest -lunsize 20m LUN f270-197-109:/vol/vol2/luntest ... created mapping new lun(s) ... done discovering new lun(s) ... done LUN to device file mappings: -f270-197-109:/vol/vol2/luntest => /dev/vx/dmp/c5t0d6s2 # snapdrive storage delete -lun f270-197-109:/vol/vol2/luntest -lunsize 20m - LUN f270-197-109:/vol/vol2/luntest ... deleted